【2022年ブリュッセルのノーカーデー】はどうなる?モビリティーウィーク

環境キャンペーンの一環として、毎年9月の第3日曜日にブリュッセルで実施されるノーカーデー

英語では、Car Free Sunday、フランス語では、Dimanche sans voitureと呼ばれます。

ブリュッセル市内では一般の自動車の通行が禁止となり、この日はいつもと違うのんびりとした静かなブリュッセルの風景が広がります。

まさに『ブリュッセルから車が消える』そんな一年に一度の日曜日です。

ブリュッセル市内ではさまざまな場所で、ノーカーデーならではのイベントが開催されます。

車のないブリュッセルの街でサイクリングを楽しんだり、のんびり歩いて家族でピクニックするのもおすすめです。

シュクル

ノーカーデーではブリュッセルとつながっている高速道路の出入口が閉鎖されます。
午前9時30分~午後7時は許可のない自動車(バイクも)は市内を走行できないのでご注意を!

この記事でわかること
  • 2022年ノーカーデーの日程
  • ノーカーデーでできること
  • 注意すること
  • モビリティーウィークとは?
CONTENTS

2022年ノーカーデーの日程

2022年9月18日(日)

午前9時30分~午後7時

走行できる車両

  • バス
  • タクシー
  • 救急車両(緊急車両)
  • 事前に許可証を取得している車両
  • 特定車両

緊急車両を除き、時速30km走行が義務付けられています。

上記の車両は道路を走っています。車がゼロになるわけではないので、車道を歩かないようにしましょう。歩行者はスピードを出している自転車にもご注意を!

ノーカーデーの楽しみ方

車の交通規制があり不便だと思う反面、一年に一日くらいは車社会から離れてノーカーデーを楽しむのもアリです。いつもとは違った視点でブリュッセルの休日を過ごせます。

運動を兼ねて、散歩をしながら遠出をするのもおすすめです。
天気がよければ、ハイキング、そして広い公園の芝生でピクニックも!

歩いて行く!

車がいないだけで道路が広く感じ、見渡しのいい道をどこまでも歩いて行けそうな気分になります。

歩行者は、通常と同じように歩道を歩きます。
車がいないからといって車道を歩いたり、信号無視をするとパトロールをしている警察官に注意をされる場合も。

当日は歩行者天国になって自由に歩くことができるエリアもあります。

自転車に乗っていく!

ベルギー人は自転車が大好き。ノーカーデーでは家族でサイクリングを楽しむ人たちがたくさんいます。
小さな子どもが自転車を練習する風景も!

自転車は専用の自転車道、または車道の右側を走行します。
安全のため歩行者に気をつけ、通常通り信号や交通ルールを順守しましょう!

9歳未満の子どもは自転車で歩道を走行することができます。

シュクル

時速25km以上のスピードのでる電動自転車は使用禁止されています!

ローラーブレードをはいていく!

いろいろな場所にすいすい行けるローラーブレードやローラースケートも活躍します。

ローラーブレード、ローラースケートを使用する場合は、自転車と同様に専用の自転車道または車道の右側を走行します。
安全のため歩行者に気をつけ、通常通り信号や交通ルールを順守しましょう!

16歳未満は歩道を走行することができます。

公共交通機関(STIB)を利用する!

ノーカーデーの日は、STIBのバス、トラム、メトロが一日無料で利用することができます。
チケットなしでOK。乗り降り自由です。

歩いたり自転車で行って、疲れたらメトロやバスに乗る、ということも気軽にできます。

2022年イベント情報

Ilot Sacré Festival

Ilot Sacré(イロ サクレ)とは、フランス語で「聖なる島」という意味。
「ブリュッセロワの胃袋」と呼ばれるレストラン街を中心に、今年60周年をむかえるブリュッセルの伝統的なイベントが開催されます。

9月16日(金)~9月18日(日)

詳しくはこちら

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