気軽にカフェを楽しむ!ベルギーのカフェ事情、飲み物編

旅行中、ちょっと一息つきたいときに気軽に寄りたいカフェ。
老舗のカフェからおしゃれでコーヒーの美味しいカフェまで、ベルギーには素敵なカフェがいっぱいあります。ドリンクはアルコールも!
カフェを使いこなせば、旅がもっと楽しくなるはず。今回はベルギーのカフェ事情を紹介します。

■カフェの選び方は?
■コーヒーの種類は?
■飲み物の種類は?

カフェを満喫するために、まずはアルコール以外の飲み物を中心に詳しく解説します。

 

カフェで食事を楽しむについては、こちらをどうぞ!

https://chocolatepara.com/cafe_2

CONTENTS

カフェの選び方

ブリュッセルのカフェは敷居が高くありません。気軽に利用できるカフェがたくさんあります。ざっくり分けるとカフェの種類は3つ。

  • 入り口で席を案内されるカフェ
  • 自分で席に着いてオーダーするカフェ
  • セルフサービスのカフェ

グランブラスの周辺は老舗のカフェが多く、晴れた日はテラス席でくつろぐ人々でいっぱいになります。入り口で席を案内されるカフェになります。基本的には担当の給仕がいて、席でオーダーをして、会計もするシステムです。

観光地から少し離れると地元の人たちが利用するおしゃれで、個性的なカフェもあります。自分で席に着いてオーダーするカフェが多いです。コーヒーを楽しみながらパソコンを広げたり、食事をしたり、個々で自由にくつろいで過ごしています。

セルフサービスのカフェが増えました。スイーツやパンを自分で選んでレジで精算する場合と事前にレジで注文と清算をすませ出来上がったらテーブルまで運んでもらう場合があります。ボトルや缶以外の飲み物はレジでオーダーします。ちょっとコーヒーが飲みたいとき、待ち合わせで時間のあるとき、手早く食事を済ませたいときなど利用する場面はたくさんあります。

コーヒーの種類

ベルギーのコーヒーは美味しい?と聞かれたら、答えは『YES』です。今どきのカフェは、コーヒーの淹れ方やコーヒー豆にこだわったお店が増えています。カフェによって若干の違いがあるかもしれませんが、メニューにのっている基本的なコーヒーの種類を説明します。
コーヒーは、温かい飲み物『Boissons chaudes(ボワソン ショード)』のカテゴリーです。ナポリタン(Napolitain)というチョコレート、もしくはクッキーが添えられています。

カフェ(Café)

メニューにCaféとのっている場合、『Un café, s’il vous plaît 』と注文したときに出てくるのは、エスプレッソの2倍の水で抽出したコーヒー(カフェ アロンジェ、Café Allongé)です。アメリカンコーヒーのような薄さは感じない、ほどよい濃さだと思います。
しかし、お店によっては、Café=Espressoということあるのでご注意を。デミタスカップに入った濃いエスプレッソが出てきます。

 エスプレッソ(Espresso)

どこのカフェにも必ずあります。
Double Espressoは濃さはそのままで二倍の量になります。

カプチーノ(Cappuccino)

カプチーノもどこのカフェにもある定番コーヒーです。お店によって当たり外れが少なく、ほどよい濃さのコーヒーが飲みたいときはおすすめ。カカオパウダーやシナモンパウダーがかれられ風味づけされることも。

ただし、クリームの違いがあるのでご注意を!

  • スチームドミルク(蒸気で温められた牛乳)とフォームドミルク(蒸気で泡立てられた牛乳)が使われているカプチーノ。
  • 甘いホイップクリームがのせられているカプチーノ。Chantilly(シャンティイ、生クリーム)、Viennois(ヴィエノワ、ウィーン風)と表示されていれば、たっぷりのホイップクリーム付きです。

マキアート(Macchiato)

エスプレッソに少量のフォームドミルク(蒸気などで泡立てた牛乳)を注いだもの。

レ リュス(Lait Russe)

カフェ オ レ(Café au lait)がメニューにのっていることは、ほとんどありません。『カフェ オ レ』と注文するとお店の人はちょっと怪訝な顔で、ポーションミルクを2、3個多くつけてくれるだけ。カフェ オ レというのは、ミルク付きコーヒーという意味です。けっしてミルクたっぷりのコーヒーというわけではないのでわざわざメニューにのせていないのです。
ミルクたっぷりのコーヒーが飲みたいときは、レ リュス(Lait Russe)を注文してください。

デカフェイネ(Décaféiné)

カフェイン抜きのエスプレッソは、デカフェでも通じます。大抵、どこのカフェにもあります。

カフェ アメリカーノ(Cafè Americano)

お湯で割ったエスプレッソ。大き目のコーヒーカップでたっぷり味わえます。あまりメニューにのっていることがなく、レアなコーヒーです。

モカチーノ(Mocaccino)

カフェモカのこと。エスプレッソにチョコシロップとミルクをいれたもの。甘いホイップクリームが添えられていることも。

アイリッシュコーヒー(Irish Coffee)

コーヒーにアイリッシュウィスキー、砂糖、生クリームが入っています。カクテルに近いコーヒー。わりとどこのカフェのメニューにものっています。

ホットドリンク『Boissons chaudes(ボワソン ショード)』

コーヒー以外の温かい飲み物を紹介します。

ショコラショー(Chocolat chaud)

ホットチョコレート。
ホイップクリームがついているものは、Chocolat viennois (ショコラ ヴィエノワ)

テ(Thé)

お茶・紅茶。
紅茶は、ティーバッグ(Sachet de thé)のことが多いです。
『Un thé, s’il vous plaît.(アン テ シルヴプレ)』と注文すると、ティーバッグとお湯がでてきます。紅茶の種類をティーバッグの中から選ぶお店もあります。レモンティーは『テ オ シトロン(thé au citron)』、ミルクティーは『テ オ レ(thé au lait)』ですが、メニューにのっていることはあまりなく、ミルク、スライスレモンを追加でつけてもらいます。

アンフュージョン(Infusion)

ハーブティー
ティザンヌ(Tisane)ともいいます。

テ ア ラ モント(thé à la menthe)

ミントティー
『Thé à la menthe fraîche』は、ミントの葉っぱ入り。

レ ショー(Lait chaud)

ホットミルク

コールドドリンク『Boissons froides(ボワソン フロワッド)』

アイスコーヒーは、『Café glacé(カフェ グラセ)』です。まだあまり一般的ではありませんが、カフェによっては夏のメニューにのっていることがあります。スムージー(Smoothie)やミルクシェーク(Milkshake)、フラッペ(Frappé)など、取り扱っているお店も増えてきました。

リモナード(limonade)

レモネード
『Citronnade(シトロナード)』ともいいます。

ジュ ド フリュイ(Jus de fruits)

フルーツジュース

  • ジュ ドランジュ(Jus d’orange)・・・オレンジジュース
  • ジュ ド ポム(Jus de pomme)・・・リンゴジュース
  • ジュ ド パンプルムース(Jus de pamplemousse)・・・グレープフルーツジュース

水の種類

水(Eau)は2種類あります。ミネラルウォーター(Eau minérale)は、硬水のこと。ベルギーのポピュラーな水、SPA(スパ)は軟水で、飲みやすいです。一人用だと小さな小瓶になります。

  • ロー プラ(L’eau plate)・・・普通の水
  • ロー ペティヨン(L’eau pétillante)ローガズーズ(L’eau gazeuse)・・・炭酸水

ベルギーのカフェ事情、飲み物編のまとめ

ベルギーのカフェを楽しんでいただけるよう、飲み物をまとめてみました。おしゃれで個性的なカフェをみつけて、気軽に立ち寄ってみてください。地元の人たちの中で、ゆっくりとした時間を感じられることと思います。

 

無難にコーヒーを楽しみたいときは、

カプチーノ(Cappuccino)がおすすめです。注文のとき、発音もしやすいし、どこのお店でもわりと味が安定しています。ホイップクリームが苦手な場合、必ずChantilly、Viennoisがないことを確認してくださいね。

 

次は、カフェの食べ物編を紹介します。

 

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