2年に一度、開催されるベルギーのフラワーカーペット(Le tapis de Fleurs)
2022年、花のカーペットがグランプラスに敷き詰められました。
今年のテーマは『アラベスク』
4年振りに開催されたブリュッセルのフラワーカーペットをレポートします!
2022年フラワーカーペット日程
2022年8月12日(金)、前夜祭
2022年8月13日(土)~15日(月:祝)
市庁舎のバルコニーからパノラマビュー
グランプラスの市庁舎のバルコニーからパノラマビューが楽しめます。
2022年8月12日(金) 15時~18時(最終入場:17時30分)
2022年8月13日(土)~15日(月:祝) 10時~22時(最終入場:21時30分)
入場料 7ユーロ
10歳未満無料
市庁舎の入り口で、当日券が購入できます
(ネットの前売り券は終了)
音と光のスペクタクル
2022年8月13日(土)~15日(月:祝)
21時30分~23時(15分ごと)
フラワーカーペットの敷き詰められたグランプラスの夜は、音と光のスペクタクルが開催されます。
昼間とはまた違った雰囲気が楽しめます。
2022年フラワーカーペットのテーマ
ブリュッセルで初めてフラワーカーペットが開催されたのは1971年。
50周年を記念して、1971年と同じ『アラベスク(Arabesques) 』が2022年のテーマです。
メキシコ人アーティストのRoo Aguilar Aguadoと、28年間ブリュッセルのフラワーカーペットに取り組んできたMarc Schautteetの生徒であるKoen Vondenbuschとのコラボレーションで2022年のデザインが完成しました。280時間以上費やして1971年のフラワーカーペットのパターンを再現しました。
1971年のカーペットに登場した大天使サンミッシェルとベルギーのライオンも再現されています。
フラワーカーペットのサイズ
フラワーカーペットは、
縦70m、横24m
1,680 m²
約100人のボランティアの人たちが、約6時間かけて花のカーペットを作り上げます。
2022年フラワーカーペットの特徴
今年は、最高気温が30度を超える猛暑の中、開催されます。
いつもなら色とりどりのベゴニアが中心となりますが、今年はベゴニアを減らして少しでも暑さに耐えられるようダリアを増やしています。
過去のフラワーカーペット
公式HPから、歴代のフラワーカーペットのデザインを見ることができます。
2016年は、ベルギーと日本の国交150周年を記念してテーマは『日本』
『花鳥風月』をあしらった和風なデザインは圧巻でした!
2022年フラワーカーペットまとめ
ベルギー夏の風物詩のひとつフラワーカーペット!2022年は開催されてよかったです。2年に一度なので、4年振りでした。
EU内の旅行は、空港の混雑はさておき自由に行き来することは規制がなくなり簡単になりました。でも、日本からの旅行はまだまだハードルが高い気がします。
グランプラスはそれなりに混んでいたけど、旅行者はそんなに多くなかった感じです。
夏のベルギーは過ごしやすい季節なので、次回の2024フラワーカーペットは自由に旅行ができるようになっていますように!