ベルギーは何語?
ベルギーの公用語は、フランス語とオランダ語とドイツ語。
ベルギー語というものはありません!
そんなベルギーで英語は通じるのか?と心配になるかもしれません。
大丈夫です!観光地では、英語が通じます。
ベルギーはエリアによって、使われる言語が異なります。
ブリュッセルでは、フランス語、オランダ語(フラマン語)の2言語が使われますが、フランス語の方が話されている割合が多くなります。ツーリストが訪れる観光地では英語も通じますが、旅行ではちょっとした現地の言葉で会話をするだけで、コミュニケーションがスムーズになることがあります。
今回は、旅行で使える『超簡単なフランス語』をお教えします!
■フランス語のあいさつの言葉は?
超初心者にも簡単!便利なフランス語
ちょっとフランス語を話したいときに、まず覚える言葉は何?と聞かれたときに、絶対におすすめしたいのが、この2つの言葉。
ほんの少しだけフランス語でコミュニケーションを取りたいと思う場合は、この2つの言葉だけで十分です。長いフレーズを暗記する必要はありません。いろいろな場面で使える便利な言葉です。
ça va(サ ヴァ)
ça va(サ ヴァ)という言葉ほど便利に使える言葉はないんじゃないかと思えるほど、いろいろな場面で活用できます。
あいさつ
- 「ça va?」元気?
- 「ça va」元気です
困っているとき
- 「ça va?」大丈夫?
- 「ça va」大丈夫です
コーヒーに砂糖が必要か聞かれたとき
ショッピングバッグが必要か聞かれたとき
- 「Non. ça va」いいえ、大丈夫です
服や靴の試着のとき
- 「ça va?」どうでしょう?
- 「ça va」大丈夫です
というように、日常会話でよく使われる便利な言葉です。日本語にすると『大丈夫』という意味が一番近いです。
『ça va』という言葉でさまざまな場面を乗り切ることができます。
大丈夫ではないとき
『ça va pas』(サ ヴァ パ)
pas(パ)をつけるだけで、否定になります。
S’il vous plaît(シル ヴ プレ)
S’il vous plaît(シル ヴ プレ)は、『お願いします』という丁寧なことばに使われることが多いのですが、それだけでなくいろいろな場面で活用することができます。
注文するとき
- 「Un cafe, s’il vous plaît」コーヒーください
タクシーに乗ったとき
- 「Gare du Midi, s’il vous plaît」南駅までお願いします
『〇〇、シル ヴ プレ』
〇〇の部分を名詞にすれば、注文したり、お願いしたりできます。
お金を差し出すとき
切符を差し出すとき
- 「S’il vous plaît」どうぞ(受け取ってください)
席を譲るとき
- 「S’il vous plaît」どうぞ(座ってください)
S’il vous plaît(シル ヴ プレ)という言葉をつけるだけで丁寧な言い方になり、コミュニケーションがスムーズになります。
何かを注文するとき、お願いするとき、頼むとき、差し出すとき、譲るとき・・・大抵の場合、使うことができます。
フランス語のあいさつ&よく使う便利な言葉
ホテルのフロント、お店、レストランやカフェなど、あいさつだけでも現地の言葉で交わせば、コミュニケーションが生まれ旅行の楽しさが増えることと思います。
旅行中に使える『超簡単なフランス語』を紹介します。
Bonjour(ボンジュール)
『おはよう』『こんにちは』は、Bonjour(ボンジュール)
このあいさつだけで、日が暮れるまで使えます。
『おはよう』も、ボンジュール!
『行ってきます』も、ボンジュール!
『いらっしゃいませ』も、ボンジュール!
『ただいま』も、ボンジュール!
簡単なあいさつは、『ボンジュール』だけで過ごせます。
お店に入るときは、『ボンジュール』と声をかけます。
日が暮れて、夜になったなと思ったら、『Bonsoir(ボンソワー)』こんばんは
Merci(メルシィ)
『ありがとう』は、Merci(メルシィ)
『Merci beaucoup(メルシィ ボクー)』は、丁寧な言い方になります。
Non merci(ノン メルシィ)
Non merci(ノン メルシィ)は、『結構です』『いりません』という意味になります。英語の『No thank you(ノーサンキュー)』と同じです。
Au revoir(オルヴォワー)
『さようなら』は、Au revoir(オルヴォワー)
発音がしにくいのですが、『オヴォワー』でも伝わるかもしれません。
お店に入るときは『Merci(ボンジュール)』と言って、出るときはお店の人に『Au revoir(オヴォワー)』と声をかけます。
何も買わずにお店を出るときは、お店の人に『Au revoir(オヴォワー)』と一声かけることをおすすめします。
Pardon(パルドン)
『失礼します』『すみません』というときは、Pardon(パルドン)
バスや地下鉄など公共交通機関で、降車駅で出口がふさがれて通れないときによく使うのが、『Pardon(パルドン)!』(すみません!)
邪魔になっていることに気づかない人たちが多く、声をかけるとスペースを開けてくれます。
ぶつかったりしたときも、『Pardon(パルドン)』(すみません、失礼)を使います。
ごめんなさいという意味も含まれますが、『ごめんなさい』という言葉は使いません。
話が聞き取れなかったときも、『Pardon(パルドン)?』(失礼?)を使います。
値段を聞き取れなかったときなど、聞き返すときに使います。
C’est bon(セボン)
『美味しい』というときに使うC’est bon(セボン)
レストランで、お皿を下げるとき『美味しかったですか?』と聞かれるケースがあります。そのとき使えるのが、『C’est bon(セボン)』(美味しいです)
他にも、何かをよそってもらったり、量り売りしててもらったりする場合、『これでいいです』というときにも、『C’est bon(セボン)』が使えます。
『美味しい』の他に、『良いです』『大丈夫です』といった場合に使える便利なフレーズです。
超初心者にも使える便利なフランス語のまとめ
超初心者にも使える便利なフランス語を紹介しました。
ベルギー旅行で英語は通じます。ツーリストが訪れる場所であれば、問題なく観光できるので安心してください!
ただ、あいさつや簡単なフランス語を使うだけでも旅行の思い出に色を添えることができることと思います。
ガイドブックにも旅行で使えるフランス語は載っています。『簡単』『初心者向け』と書かれていても詳しすぎて使いこなせないのでは?と思います。
今回は、シンプルなフランス語だけを選んで紹介しています。簡単すぎるかもしれませんが、さまざまな場面で実際使えるものです。これだけでも十分フランス語をチャレンジしていると思います!
旅行のときには、ぜひ、使ってみてください。