ベルギー旅行、レストランで注文する!【飲み物編】

ベルギーには数えきれないほど、美味しいレストランがあります。ベルギーの郷土料理が食べられるレストラン、フレンチ、イタリアン、シーフード、アジアンなどなど、迷ってしまうほどです。
地元の人でにぎわう人気のレストランに行きたいけど、フランス語も英語も自信がなくてメニューがいまいちわからない・・・そんなベルギー初心者にもわかりやすく紹介します。
今回は、レストランで飲み物の注文の仕方を詳しく説明します。

この記事でわかること
  • レストランの飲み物。食前酒は必要?
  • ワインはどうやって注文するの?
  • 水は有料?
  • ビールの選び方は?

星付きの高級レストランではなく、観光客でも気軽に利用できるカジュアルなレストラン、地元の人たちが利用するレストランについて解説します。

『ベルギーでレストランに行く!基礎編、初めてでも迷わないメニューの見方』を説明しています。まずはこちらから、どうぞ!

Bon appétit !

CONTENTS

レストランの中へ

STEP
声をかけてお店に入ります
シュクル

Bonjour!
ボンジュール

STEP
お店の入り口で、案内してくれるのを待ちます

ウェイターがきて予約の確認、または「何名様ですか?」と聞かれるので、人数を答えるか、指で数を示します。

シュクル

Deux personnes
ドゥ パーソン
(二人です)
指で数を示してもOK!

STEP
テーブルに案内され、メニューが渡されます

飲み物、ボワッソン(Boisson)

最初に飲み物をオーダーします。

食前酒、アペリティフ(Apéritif)

食事の前に飲むお酒は、とくにコレ!と限られたものではありません。好きな飲み物をオーダーしてください。飲みたくなかったら、『Non merci』『No thank you』でOK。注文しなくても大丈夫です。

内容
パスティス(Pastis)アニス風味のリキュール
キール(Kir)白ワインにカシスのリキュールを加えたもの
キールロワイヤル(Kir royal)シャンパンにカシスのリキュールを加えたもの
シャンパーニュ(Champagne)シャンパン
カヴァ(Cava)スペインのスパークリングワイン
モヒート(Mojito)ミントとライムのカクテル
ビエール(Bière)ビール
ヴァン ルージュ(Vin rouge)赤ワイン
ヴァン ブラン(Vin blanc)白ワイン
ヴァン ロゼ(Vin rosé)ロゼワイン

水、ドゥ ロ(De l’eau)

水は、有料です。注文しなければ出てきません

シュクル

ミネラルウォーター(普通の水)スパークリングウォーター(炭酸水)でも通じます

フランス語では
  • 普通の水・・・ロー プラ(L’eau plate)
  • 炭酸水・・・・ロー ペティヨン(L’eau pétillante)または、ローガズーズ(L’eau gazeuse)

一人ずつ頼むより、50ml、1Lの大き目のボトルでシェアがおすすめ

  • ユヌ グランド ブティユ(Une grande bouteille)・・・1リットルくらいのボトル
  • ユヌ ドゥミ ブティユ(Une demie bouteille)・・・500mlくらいのボトル

ワイン、ヴァン(Vin)

赤は肉、白は魚はということは、あまり意識しなくても大丈夫。好きなワインをオーダーしてください。

  • ヴァン ルージュ(Vin rouge)・・・赤ワイン
  • ヴァン ブラン(Vin blanc)・・・白ワイン
  • ヴァン ロゼ(Vin rosé)・・・ロゼワイン

よほどのワイン通でない限り、ワインリストを解読するのは大変です。ウェイターに相談するのもいいと思います。聞かれるのは、『赤か白か』『辛口ワインか甘口ワインか』『産地』など。

  • ヴァン ムスー(Vin mousseux)・・・スパークリングワイン
  • ヴァン セック(Vin sec)・・・辛口ワイン
  • ヴァン ドゥ(Vin doux)・・・甘口ワイン

もっと気軽にワインを楽しみたい、銘柄にこだわりがないときは、

  • ハウスワイン(Vin  de la maison、ヴァン ド ラ メゾン)
シュクル

グラス一杯のときは、
『アン ヴェール ドゥ ヴァン(Un verre de vin)』
カラフは大体250mlから500mlのサイズです。
『ユヌ カラフ(Une carafe)』
ハーフボトルのときは、
『ユヌ ドゥミ ブテイユ ドゥ ヴァン(Une demi bouteille de vin)』
ボトルのときは、
『ユヌ ブテイユ ドゥ ヴァン(Une bouteille )』

ハウスワインだから、決して安いというわけではありません。銘柄にこだわりはないけど、フランスの美味しいワインを楽しんでみたいというときのおすすめは、『アルザスワイン(Vin d’Alsace)』。白ワインが有名ですが、赤もさっぱりしてグッドです。とくに女性の方には飲みやすく、美味しいと感じるのではないかと思います。

おすすめ銘柄は、

  • ピノ グリ(Pinot gris)・・・白ワイン
  • ピノ ノワール(Pinot noir)・・・赤ワイン

もちろん、好みがありますので参考までに!

ビール、ビエール(Bière)

メニューにどのくらいビールが載っているかはレストランによって異なります。ここでは簡単にビールの分類と種類を紹介します。

白ビール

モルト、小麦に、コリアンダーやオレンジピールなどを加えるのが特徴。スパイスが効いて口あたりはさわやか。レモンを添えてフレッシュなのどごしに。まろやかな甘みがあり飲みやすいタイプ。

  • ヒューガルデン(Hoegaarden)
  • ヴェデット エクストラ ホワイト(Vedett extra white)

トラピストビール

トラピスト会修道院で作られる上面発酵ビール。濃厚な味わいでやや酸味がある銘柄が多く、アルコール度数の高いビールが多いです。瓶の中でも発酵熟成が続いているエールビール。

  • シメイ(Chimay)
  • ロシュフォール(Rochefort)
  • オルヴァル(Orval)

アビイビール

かつて修道院で作られていたビールのレシピや醸造方法、ランセンスを受け継いで一般の醸造所が生産しているビール

  • レフ(Leffe)

フルーツビール

チェリーやカシス、フランボワーズ(ラズベリー)などフルーツの果汁を加えて発酵させたビール。フルーツのフレーバーが強いのでビールというよりもカクテルに近い味わい。甘くて飲みやすい銘柄が多いです。

  • リーフマンス(Liefmans)
  • クリーク(Kriek)

ゴールデンエール

淡い金色をしているビール。見た目は日本のビールと似ていますが、アルコール度数が7〜12度と高く、高濃厚な味わいでコク深いのが特徴。泡立ちがきめ細かく、苦味もありますがフルーティーな味わいのものも

  • デュベル(Duvel)
  • オメール(Omer)

ピルスナー

日本のビールのようにグビッと飲みたいときにおすすめです。アルコール濃度は4〜5%で、キリッとした苦味とすっきりとしたのどごし

  • ステラ(Stella artois)
  • ジュピラー(Jupiler)
  • マース(Maes)

レストランの注文の仕方、飲み物編のまとめ

シュクル

レストランの飲み物についてまとめました。
レストランによっても飲み物のラインナップが異なるので、できるだけ基本的な情報に絞って紹介しています。
とくにワインやビールの種類は、レストランのこだわりやポリシーによって大きく変わります。今回のまとめが参考になれば嬉しいです。

ソフトドリンクについては触れていませんが、どこのレストランにもコーラ(coca)、ファンタオレンジ、スプライトなどおなじみの飲み物があります。

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